パーソナルカラーがわからない方はニュートラル?自己診断の疑問を徹底解説
公開日 2023年6月19日 / 更新日 2023年9月28日パーソナルカラー診断の流行により、イエベ、ブルベという言葉を耳にする機会が増えました。
「自分はどっちかな?」と自己診断をしたものの、わからない方もいらっしゃいますよね。
実は、パーソナルカラーはわかりやすい方と、わかりにくい方がいます。
なぜなら、色はグラデーションになっているので、簡単にイエベ、ブルベに分けることができないからです。
ここでは、パーソナルカラー診断のプロが、ニュートラルについて解説します。
また、パーソナルカラーがわかりやすい人、わかりにくい方の特徴を解説します。
この記事を読み終えていただければ、イエベやブルベよりも大事なニュートラルが分かり、自己診断は難しいことがわかります。
目次
イエベ・ブルベとは
イエベ、ブルベという言葉は、誰でも一度は耳にしたことがありますよね。
「アンダートーン」「ベース」「色相」など、様々な呼ばれ方をしていますが、同じことを指します。
色相は色の三属性の一つで、色みのことを指します。
パーソナルカラーにおいて、色相はイエロー(黄)とブルー(青)に分けられます。
赤、黄、緑、青、紫の5色の範囲にある基本的な色を、黄色に近いか、青に近いかで分類していきます。
イエベの似合い方
イエベが似合う人は、スプリング(イエベ春)またはオータム(イエベ秋)です。
似合う場合
- 程よい血色感が足されて健康的に見える
- 肌と馴染む
など、良い効果が発揮されます。
一方、似合わない場合
- 肌が黄ばんで見える
- 顔が大きく見える
- 不自然な赤みが出る
など、よくない効果が出ます。
ブルベの似合い方
ブルベが似合う人は、サマー(ブルベ夏)またはウインター(ブルベ冬)です。
似合う場合
- 赤みが引かれて透明感が出る
- スッキリ小顔に見える
など、良い効果が発揮されます。
一方、似合わない場合
- 肌が白くなり不健康に見える
- キツそうに見える
- げっそりして見える
以上のような見え方をします。
そして、「イエベ、ブルベのどちらも似合わない」という方もいます。
例えば、イエベで肌が黄ばんで、ブルベで不健康に見えるなど、どちらでも似合わない見え方をします。
ニュートラルとは
色はグラデーションになっています。
ですので、イエベ、ブルベの境界には、「どっちかな、微妙だな」という色があります。
それがニュートラルです。
前章でご紹介した、「イエベ、ブルベのどちらも似合わない」方がニュートラルが似合う人です。
断定はできませんが、イエベやブルベの方よりも、ニュートラルが似合う人の方が圧倒的に多いと言われております。
ですので、イエベかブルベか分からない場合は、ニュートラルかもしれません。
このような理由から、迷った時は無理に分けようとしない方が良いです。
ニュートラルの人の特徴
実は、人の肌には色むらがあります。
よく考えたら当たり前ですが、顔全体が全く同じ色をしているということはないのです。
- おでこは黄色っぽいけど、頬だけは赤い
- ニキビ痕などで口元に赤みがあるが、全体的に見ると黄色っぽい
- 全体的に黄色っぽいが、髪は真っ黒
- 赤ら顔で、唇も青みが強い
など、様々な場合があります。
上記の他にもいろいろなパターンのニュートラルが似合う方がいます。
ニュートラルの事例1
例えば、赤ら顔で、唇も青っぽい場合です。
この場合は、ブルベが似合いそうと思われるかもしれません。
こちらの方に青みの強い色を当てると、肌の赤みが引きます。
しかし、唇の青みが引き立ち、顔色が悪く見える場合があります。
ですので、青みに寄りすぎていないニュートラルが似合います。
ニュートラルの事例2
次に、ニキビ跡などで赤みはあるが全体的に黄色っぽい場合です。
このような場合は、一見イエベが似合いそうに思います。
しかし、イエベで全体が馴染んだように見えても、ニキビ痕の色の違いが目立ってしまうことがあります。
ですので、あまり黄みに寄りすぎないニュートラルが似合います。
補足
今回はイエベ、ブルベの観点で記事を書いていますので、主に肌の話をしております。
しかし、パーソナルカラーを診断する上で、髪や瞳もとても重要な要素になります。
ですので、「この限りではない」ということをご理解いただければと思います。
パーソナルカラーがわかりにくい人の特徴
パーソナルカラーがわかりにくい人は、いろいろな要素が混在している人です。
前章で挙げた、イエベの要素とブルベの要素が混在しているような方も、わかりにくい人になるでしょう。
また、イエベ、ブルベだけに着目してパーソナルカラーを見ることも、とても難しいことなのです。
そして、人の特徴は肌の色だけではありません。
髪、目元、口元、メガネなど、様々な要素が外見の印象を作っています。
ですので、視野を他の属性に広げると、意外と簡単に答えがわかるかもしれません。
(属性については、こちらのページをご覧いただければと思います。)
パーソナルカラーがわかりやすい人の特徴
パーソナルカラーがわかりやすい人は、わかりやすい(強い)特徴を持っています。
例えば、「明るい」という特徴を持っている方ですと、
- 瞳(虹彩)が明るい
- 肌の明度が高い
- 髪が少なめで細くて艶がある
これらを満たしていて、誰がどこを見ても、「明るい」ことが分かる人は、パーソナルカラーがわかりやすいです。
しかし、このような「どこを見ても同じ色が似合う」という人は、そんなに多くありません。
「自分のパーソナルカラーが知りたい」という方は、ぜひニュートラルが診断できるところで診断を受けてみてくださいね。
まとめ
それでは、この記事の大切なことをまとめていきます。
- イエベかブルベか、わかりにくい人はニュートラル
- イエベ、ブルベのどちらも似合わない人も沢山いる
- イエベ、ブルベに囚われない方が楽しめる
- 人の肌にはムラがある
- パーソナルカラーにおいて髪や目元も大事な要素
- 人の外見の印象を作るのは、色だけではない
- パーソナルカラーがわかりやすい人は、その属性の強い特徴を持っている
- パーソナルカラーがわかりにくい人は、様々な似合う要素が混在している
- パーソナルカラー診断はニュートラルが診断できるプロから受けるのがおすすめ
以上です。
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